2017.11.16 thur沖縄エリアスタッフBLOG
託された思い
皆さん、どうもです!
島んちゅの帽子屋平和通り店の又吉です。
11月に入り、秋も中盤に差し掛かった所ですが、充実した秋を過ごしていらっしゃいますか?
僕はすっかり映画三昧の日々です!それでは、さっそく本題に参りましょう。
皆さんは好きな漫画家さんはいらっしゃいますか?
僕は【藤子・F・不二雄】先生の名前を上げます。
藤子先生といえば、 日本はおろか、世界中で愛されている国民的キャラクター『ドラえもん』を生み出した偉大な方です。
もちろん、それ以外にも『パーマン』や『エスパー恵美』など、数えたらキリがない程の、傑作を世に送り出しています。
そんな藤子先生ですが、ドラえもんの作品を描く際に、いつも思っていたことがあったそうです。
それは・・・
「ドラえもんが出す【ひみつ道具やタイムマシン】で、過去や未来の異世界を飛び回ってきたのび太達のように、いつまでも【夢】を持ち続けてほしい。未来を切り開くのは、いつだって【夢を叶えたい】と願う、君達の純粋な思いだ。」
(雑誌のインタビューにて)
度重なる紛争や無益な争い、それがいずれ、絶えることのない憎しみや悲しみとなり、
やがて子ども達の夢をも奪い、未来に希望を抱くのを止めるかもしれない。
それを恐れた藤子先生は、ドラえもんや他の作品を通して、
世知辛い世の中で生きる子ども達に【生きる希望】を繋ぎ止めたいという思いが、あの言葉に集約されているのです。
最期にお亡くなりになる直前まで、藤子先生は意識がなくなっても尚、筆を握って机に向かっていたと云います。
藤子先生が貫いた信念、未来を歩む子どもや今を生きる僕達に託した思いを、
これからも後世に伝えていかなければなりません。
だから僕は、声を高らかに言います。
世の中に溢れる漫画家さんの中で、僕は藤子先生が一番、大好きです!